蛇口はなんで『蛇』の『口』というの???
2020/09/10
日本で初めて近代的な水道がつくられたのは、明治20年の横浜でのことでした。
当時は今のような各家庭ごとの水道管はなくて、
道路脇に設置された共同で使う水栓(共同水栓)から水を出して利用していたそうです。
。日本で共同水栓が使われ始めた当初は、まだ日本製の水栓はなかったので、
ほとんどがイギリスからの輸入されたものが使われていて、
ヨーロッパでは〈獅子=ライオン〉が水の守り神とされていることから、
共用水栓はライオンの形をしていたようです。
今でも旅館の大浴場や銭湯、健康ランドなどでたまに見かけることもあるかと思いますが、
もともとはライオンの口から水が出るのが一般的だったそうです。
(今でも横浜市内各所に獅子頭共同水栓が残っているそう。見てみたい!!!)
その共用栓が徐々に日本でも製造されるようになった時に、
中国や日本で水の守護神と言われている〈龍〉がデザインされている形に変わって、
【龍は空想上の生き物、その元になったのは《へび》】であることから
《蛇口》という名称が使われるようになったそうです!
蛇口のほかに、〈カラン〉と書いてあるのを見かけたことはありませんか?
このカランはオランダ語の蛇口『クラーン』から来ていて
クラーンとはオランダ語で鶴の事、
長い管が鶴の首に似ているからだそうです。
工事現場でおなじみの《クレーン》も元を辿ると英語で鶴を意味する言葉だそうです。
語源を知ると見方が変わって面白いし、誰かに話したくて仕方がないです(笑)
以上、わたしのちょこっと豆知識でした
蛇口や水回りでお困りなことや、心配なことなどございましたら、
お気軽に角田設備にご相談くださいね★☆★